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夏の汗対策
皆さん、こんにちは♪ 皮膚科の加藤です。
札幌はここ数日は若干過ごしやすいものの、今年は蒸し暑い日が続いていますね。

この時期は必然的に、いつもよりたくさん汗をかくかと思いますが、実は意外なことに、汗をかいた後の皮膚はデリケートになっていて乾燥しがちでもあります。
また汗の後はにおいが気になったり、汗もが出来てかゆくなったり、皮膚や頭皮のトラブルを引き起こす場合があります。

の役割
最も重要な働きは「体温調節」です。気温の高い環境下や運動した時など、必要以上に体温が上がらないよう、
汗が皮膚表面を濡らし、その水分の蒸発によって体の熱を下げます。また汗には、肌を保湿する働きもあります。
 
 
の種類
エクリン汗とアポクリン汗という2種類があります。
(1)エクリン汗…ほぼ全身に分布しているエクリン腺という汗腺から、暑い時や運動の後に出る普通の汗です。
  無色無臭、その成分はほとんどが水で、ナトリウムなどの電解質も含んでいます。

 
(2)アポクリン汗…腋の下、外陰部、臍、乳輪などにあるアポクリン腺という汗腺から出る汗です。
  アポクリン汗は、タンパク質や脂質を含み粘稠性があります。また時間が経つと皮膚表面の細菌に分解されて臭いが出ることが
       あり、さらに皮脂と混ざり合い雑菌の繁殖を経て、悪臭と繋がっていきます。

 
 
が引き起こす肌トラブル
 代表的なものとして汗疹(あせも)があります。首の周り・脇の下・肘の内側や膝の裏側など、汗のたまりやすいところにできやすく、 
 汗腺に汗がたまると炎症を起こしたり、細菌感染が起こることもあります。汗疹は乳幼児に
よくみられますが、成人でもバリア機能が
 低下した肌では、汗が刺激になって肌が赤くなる・痒みが出る、乾燥するなどの肌トラブルを引き起こす場合があります。


始末の方法
 
汗をかいたらそのままにせず、こまめに拭き取ることが大切です。吸水性が高く、肌あたりの優しいタオルやハンカチで軽く押さえる 
 ようにしましょう。特に小さなお子さんでは、首や肘、膝の関節など皮膚が密着する部分のこまめなふき取りは大切です。
 またお出かけ前などは、制汗・消臭効果のあるクリームなどを使うのも良い
でしょう。

当クリニックでは、医科専売のセルニュー「デオドラントクリーム」を扱っています。
制汗効果の高い成分(クロヒドロキシAl)や、皮脂やにおいを抑え、サラサラ感の持続を促す成分(ハイドロキシアパタイト)を含み、軽い着け心地なのが特徴です。
脇や足など、汗とにおいの気になる部分にいかがでしょうか?