<< December 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
謹賀新年

ブログをご覧の皆さま 遅くなりましたが、

謹賀新年🎍今年もどうぞよろしくお願い致しますm(__)m


皆さまにとって、2017年はどのような幕開けでしたでしょうか?

 

私事ですが、昨年末に引いた風邪が未だ治らず💦 マスク生活が3週間ほど続いております。

だからという訳では有りませんが、今年の目標は

「健康第一。心身を大切にする。」 と決めました(^^)
この3連休も、外出の予定を返上して自宅養生中です。

 

ご連絡ですが、 2017年より皮膚科診療は、一部変更と診療枠の拡張を実施します。

①月曜であった夜間診療は、金曜に変更になりました。

金曜は午前診療が9:00〜13:00、夜間診療は16:00〜19:00です。

お昼の時間帯が増えましたので、お仕事の合間に…という方など、ご利用頂けるかと思います。

 

②火曜の午後外来もオープンすることとなりました。 これで火曜も午前午後と、フル診療となります。

 

詳細は当院HPまたはお電話でお問い合わせください。

 

しっかり英気を養って、今年も心機一転診療に取り組んでいく所存です。 重ねてどうぞよろしくお願い致します。
 

 

写真は、最近私がハマっているスムージーです( ^ω^ )
体に良さそうなイメージで且つ美味しいので気に入っています。

…あっ、ロー○ンの回し者ではありませんよ、私(笑)

 

皮膚科 加藤優子

続きを読む >>
春のお一人さま🌸
皆さん、こんにちは♬
皮膚科の加藤です。

3月もあと残りわずかになりましたね。
北海道新幹線も開通し、ワクワクな春の訪れを感じます🌸
そんな中、先日はワクワクな「お一人さま」を楽しんで来ました❣

それは〜 
ホテルのブッフェランチ🍴
お食事券があったのを忘れていまして…

人気プランらしく、平日にもかかわらず、予約が中々取れませんでした。
会場はもちろん満席。お料理を取ってくるのも大変でした💦
お客さまは、マダムグループを筆頭に、母娘連れ、ファミリーなど皆さん、賑やかにお食事を楽しんでいましたが、予想通り「お一人さま」は私だけ(^^;;

眺めの良いお席に通して頂き、先ずはカンパーイ🍾✨
春らしいスイーツまで、堪能しました👍
ふだん中々出来ない、お昼からの素敵な時間でした💖
たまには、そんなご褒美があっても良いですよね〜

パワーチャージもしたことなので、4月からも皮膚科、張り切って参ります❣

  
   
夏の汗対策
皆さん、こんにちは♪ 皮膚科の加藤です。
札幌はここ数日は若干過ごしやすいものの、今年は蒸し暑い日が続いていますね。

この時期は必然的に、いつもよりたくさん汗をかくかと思いますが、実は意外なことに、汗をかいた後の皮膚はデリケートになっていて乾燥しがちでもあります。
また汗の後はにおいが気になったり、汗もが出来てかゆくなったり、皮膚や頭皮のトラブルを引き起こす場合があります。

の役割
最も重要な働きは「体温調節」です。気温の高い環境下や運動した時など、必要以上に体温が上がらないよう、
汗が皮膚表面を濡らし、その水分の蒸発によって体の熱を下げます。また汗には、肌を保湿する働きもあります。
 
 
の種類
エクリン汗とアポクリン汗という2種類があります。
(1)エクリン汗…ほぼ全身に分布しているエクリン腺という汗腺から、暑い時や運動の後に出る普通の汗です。
  無色無臭、その成分はほとんどが水で、ナトリウムなどの電解質も含んでいます。

 
(2)アポクリン汗…腋の下、外陰部、臍、乳輪などにあるアポクリン腺という汗腺から出る汗です。
  アポクリン汗は、タンパク質や脂質を含み粘稠性があります。また時間が経つと皮膚表面の細菌に分解されて臭いが出ることが
       あり、さらに皮脂と混ざり合い雑菌の繁殖を経て、悪臭と繋がっていきます。

 
 
が引き起こす肌トラブル
 代表的なものとして汗疹(あせも)があります。首の周り・脇の下・肘の内側や膝の裏側など、汗のたまりやすいところにできやすく、 
 汗腺に汗がたまると炎症を起こしたり、細菌感染が起こることもあります。汗疹は乳幼児に
よくみられますが、成人でもバリア機能が
 低下した肌では、汗が刺激になって肌が赤くなる・痒みが出る、乾燥するなどの肌トラブルを引き起こす場合があります。


始末の方法
 
汗をかいたらそのままにせず、こまめに拭き取ることが大切です。吸水性が高く、肌あたりの優しいタオルやハンカチで軽く押さえる 
 ようにしましょう。特に小さなお子さんでは、首や肘、膝の関節など皮膚が密着する部分のこまめなふき取りは大切です。
 またお出かけ前などは、制汗・消臭効果のあるクリームなどを使うのも良い
でしょう。

当クリニックでは、医科専売のセルニュー「デオドラントクリーム」を扱っています。
制汗効果の高い成分(クロヒドロキシAl)や、皮脂やにおいを抑え、サラサラ感の持続を促す成分(ハイドロキシアパタイト)を含み、軽い着け心地なのが特徴です。
脇や足など、汗とにおいの気になる部分にいかがでしょうか?

  

 
日焼け止めの正しい選び方・使い方
ブログをご覧の皆さま、こんにちは♪
皮膚科医の加藤です。
お陰さまで、札幌こころの森クリニック皮膚科は間もなく3周年を迎えます🍀 
少しずつですが、地域の皆さまに知って頂けるようになり、日々感謝気持ちで診療しております😊
これからも、丁寧な説明と安心安全の診療を心がけ、また皮膚の健康と同様に、皆さまの毎日の生活がより豊かに潤いのあるものとなるよう、
有意義な情報を発信していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します🙇


実は丁度2年前も同じような書き出しでブログを担当していました(
今が肝心‼ 紫外線対策2013.05.29 Wednesday http://blog.mentalforest-clinic.com/?page=6)。今回は紫外線対策の鍵となる日焼け止めについてお話していきたいと思います。

先ずは少しおさらいを…

外線とは
 紫外線(Ultra Violet ; UV)は、波長の長さによってA波(UV-A)B波(UV-B)C波(UV-C)に分けられ、オゾン層を通過し地表に届くのは、UV-AとUV-Bの一部です。
   曇りや雨の日でも少量ながら降り注いでおり、また直射日光だけでなく、地面や水面、冬場では雪による反射にも注意が必要です。
 


外線がお肌に及ぼすダメージ
 (1) UV-A
 波長が長く、半分近くが真皮層にまで届き、皮膚を黒くさせる色素沈着(サンタン)を起こします。
 長期的な影響としては、お肌の弾力に関わる弾性線維や、膠原線維にダメージを与え、シワやたるみなどの肌老化を引き起こします。
 

 (2) UV-B
 波長が短いので真皮までは到達せず、浴びた直後から表皮に作用し、皮膚が赤くなる炎症(サンバーン)を起こし、しみ、ソバカス、または乾燥の原因となります。

   

外線対策グッズ
 (1) 日焼け止め 
 〜選び方〜
 日焼け止めの強さは、SPFPAという数値で表されます。
 
*SPF(Sun Protection Factor)とは、
 UV-Bを何倍防ぐことが出来るかを表します。
 何も塗らない時に20分で皮膚が赤くなり始める場合、SPF25の日焼け止めは20分×25=500分(約8時間)まで、皮膚が赤くなるのを防ぐことが
 出来ます。 

 
*PA (Protection grade of UV-A)とは、
 UV-Aをどれくらい防止出来るかの指標です。
 PA+ 効果あり (UV-Aカット値; 2以上4未満)     
    PA++ かなり効果あり (UV-Aカット値; 4以上8未満)
 PA+++ 非常に効果あり (UV-Aカット値; 8以上16未満) 
   PA++++ 非常に効果あり (UV-Aカット値; 16以上)

 

おおよその目安として、日常生活ではSPF30、PA++程度屋外での活動・スポーツの時にはSPF50、PA+++程度を選ぶと良いと言われています。シミ・シワ治療中は、やや強めのものを選びますが、数値が大きければ安心というものではありません。お肌への負担や、塗りムラ、こすれ、汗によって落ちてしまうこともあります。 過信し過ぎず、他のグッズ(帽子、日傘、サングラスなど)による対策も併用しましょう。


〜紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の違い〜

日やけ止めには、紫外線散乱剤(以下;散乱剤)と紫外線吸収剤(以下;吸収剤)が使用されており、どちらか一方のみを使用したもの、両方使用しているものとがあります。吸収剤より散乱剤の方が肌に優しいようなイメージを持っている方が多いと思いますが、実はどちらかが絶対良いとは言えないのです。

散乱剤は、紫外線を反射・散乱させて防御しますが、吸収剤は紫外線を吸収して熱などのエネルギーに変化させて放出します。両者を比較すると紫外線カット効果は吸収の方が高くなりますが、肌への負担は散乱剤の方が軽くなる傾向があります。また使用感としては、散乱剤は白色無機粉末剤を使用しているので、肌にのせた時に白浮きして見えることがあります。吸収剤は透明で他の分子と結びつきやすい性質から、軽い感触となる傾向にあります。しかしながら現在では、技術革新のお陰で両者共に欠点をカバーするような製品がたくさんあります。

 

特に敏感肌の方は、皮膚科専門医に相談の上、選ぶことをお勧めします。

 
   
  

〜塗り方〜
日焼け止めは、ムラなく、そしてこまめに塗り直すことが大切です。 顔の場合、パール大1個分を手に取り、数カ所 ( 額、両頬、鼻、顎など )に置き、指の腹を使って優しく伸ばします。これをもう一度繰り返します。

                    
メイクをしていたり、塗り直しが難しい場合、髪の毛の日焼けケアには、スプレータイプのものを適宜使うのも良いかと思います。
選び方同様、塗り方(使い方)も大切です。
当院では、白浮きしにくく石けんで落ちる使いやすい日焼け止めをお勧めしています。



 
続きを読む >>
アスタキサンチン配合ジェル
ブログをご覧の皆さま、こんにちは♪ 皮膚科の加藤です。
あっという間に7月…。今年も下半期に突入してしまいましたね汗

汗と言えば、本格的な夏を目前に、紫外線ケアは万全でしょうか?
日焼け止めを塗り、帽子や日傘を使って紫外線カットを頑張っていても、
お肌は毎日の降り積もる紫外線の影響を受けてしまいがちです。

実は紫外線の怖いところは、シミを作るだけではないのです。
お肌でも老化の元凶である活性酸素を作り出し、 くすみ、シワ、
たるみを誘発してしまうのです😲 


実は今年度の皮膚科は、美容方面にも徐々に力を入れているのですが、
そんな中、今日はエイジングケアの協力なアイテムをご紹介します。

それは… アスタキサンチン配合ジェル

某フィルム会社のCMで一躍有名になった成分ですが、 当クリニックでは
このアスタキサンチンを豊富に含んだジェルを取り扱っております。
アスタキサンチンのすごいところは、抗酸化力がビタミンCの6000倍、
CoエンザイムQ10の800倍というパワフルさ!!

スーッと伸びる滑らかな使用感で、翌朝のお肌はもっちり♡
毎日のお手入れに是非、取り入れてみては如何でしょうか?
秋にその違いを感じて頂けるはず…です😍

ご興味のある方は、クリニックスタッフまで。
(尚、アスタキサンチンは、甲殻類アレルギーのある方は使用出来ません。詳しくは皮膚科医まで)

続きを読む >>
桜の季節ですね
初めまして、2月から当クリニックで勤務しております佐久間です。

あんなに寒く、解けないんじゃないかと思われるほどの雪があったことが嘘のように暖かくなりましたね。
桜の開花も平年より4日早く、史上2番目に遅かった昨年より14日早い開花とのことです。

私事ですが、昨日夫が開業している鍼灸院で患者様からサンキャッチャーきらきらをいただきました。
華奢でシンプルなデザインのものでしたが、西陽が入ると一気に待合室にたくさんの虹にじが出てびっくり\(◎o◎)/!。
そして、驚いたのはそれだけではなく虹の出ている間、予約の電話が殺到しました。
サンキャッチャーには運気アップの効果があると風水ではいわれており、我が家でも20年ほど前から窓辺に吊るしていますがこんなに効果を実感したのは初めてでした。
皆さんもぜひお試しください(*^。^*)。

そして、加藤Drが4月1日のブログにアップしていた「スキンケア外来」で、体験していただいた患者様から嬉しいお言葉を頂戴しました。
「これまでに色々試してきましたが、なかなか効果を実感できずにいた。でもこれはやってすぐに変化があり良い気がする」とのことです。
以前、3年ほど他院で美容施術を担当しておりましたがその時もサリチル酸マクロゴールピーリングとイオン導入は人気がありました。
サリチル酸マクロゴールピーリングは、他のピーリング剤に比べ肌への刺激がほとんどない上に、効果が高く月に1回でいいという手軽さが人気の理由です。そして、美白だけではなくニキビや毛穴の引き締めに効果のあるビタミンC、メラニン生成阻害と炎症抑制作用があり長い間シミや肌荒れで悩んで来られた方や肝斑でお悩みの方にも好評なトラネキサム酸、合わせてご利用いただけると更に効果を実感していただけると思います。当院のイオン導入器はnewモデルで肌への刺激がほとんどないものに改良されており、よりリラックスして施術を受けていただくことができます。(☆詳しい施術内容や推奨回数、料金などは加藤Drのブログをご覧下さい)

日頃頑張っているご自分へのご褒美に月に1回のメンテナンスはいかがですか?
もう間近に迫っている母の日&父の日のプレゼントプレゼントにもお勧めです♪

※スキンケア外来を受診される前に、一度皮膚科外来の受診が必要になります。ご了承ください。

看護師 佐久間 知世
スキンケア外来、始まります‼︎
皆さん、こんにちは♬
皮膚科医の加藤です。
新年度になりましたね。春は色々なことが始まる季節…。
今回は、皮膚科の新しい外来のお知らせです🌸

4/14月曜より、「スキンケア外来」を始めることとなりました。
ケミカルピーリングとイオン導入を中心に、洗顔方法から基礎化粧品の使い方、メイクアップ指導なども取り入れ、皆さんの「キレイ」をサポートしていく外来です。
先ずは、月2回(基本的には第2、4週)の月曜14:00〜16:15、という小さなスタートですが、徐々に診療枠を増やして行きたいと考えております。
 
ケミカルピーリングとは…
お肌に薬剤を塗り、角質層の一部を取り除く治療です。ニキビの原因となる毛穴の詰まりを解消する他、シミ、小ジワ、くすみなどにも効果的とされています。
当クリニックでは、より刺激が少ないサリチル酸マクロゴールを使用します。
洗顔後、薬剤を塗布し5分間置くことで老化角質層を優しく除去します。拭き取りと洗い流しで、薬剤を十分に落とし終了です。
アフタースキンケアを入れても、およそ30分程度の施術です。
1回/月ペースで、3〜6回を目安に行います。

*イオン導入とは…
お肌に微弱な電流を流すことで、通常は浸透しにくい化粧水などの有効成分を、更に深層まで効果的に送り届ける方法です。
刺激を感じることはほとんどなく、10分間程度の短時間で行えるものです。
施術回数に制限はなく、2回/月ペースで行うことで、より早く効果が感じられます。
当クリニックでは、
① 高濃度ビタミンCローション (美白効果の他、ニキビ跡、小ジワ・たるみなど皮膚老化を防止するビタミンCを、より皮膚からより吸収されやすい形で高濃度に配合したもの)
② トラネキサム酸ローション (紫外線によるシミや肝斑に対し、優れた美白効果をもつもの)の2つをラインナップしております。
何れのメニューも、先ずは通常皮膚科外来を受診して頂き、お肌の状態とご希望に合ったメニューをセレクトしてから、施術致します。
料金は、 
*ケミカルピーリング; 初回8000円、 2回目以降 7000円/回 (5回セットで6300円/回…10%OFF)
*イオン導入;ビタミンC・トラネキサム酸共に5000円/回 (ピーリングとセットで4000円/回…20%OFF)
2剤目は10%OFF
となっております。
(共に背中やデコルテのメニューについては、別途お問い合わせください)
加えて、これらの治療効果をより高めるための日々のスキンケアについても、皮膚科ならではの視点から、丁寧にご説明して行きます。
ご興味のある方は、是非お気軽にお問い合わせくださいね☆

▷ケミカルピーリング             

    


▷イオン導入

 
続きを読む >>
もっと知りたい!アトピー性皮膚炎
ブログをご覧の皆さま、明けましておめでとうございます門松
皮膚科医師/アロマセラピストの加藤 優子です。
本年、札幌こころの森クリニック皮膚科は開設3年目を
迎えます。
少しずつ、少しずつ…ですが、お陰さまで地域の方々の
お役に立てる自分らしい医療を展開出来つつあることを
大変嬉しく思っております。
これからも、安心してかかれる皮膚科、肌もこころも美しく
健やかになれる皮膚科を目指し、スタッフ一同、努力していく
所存です。
どうぞ宜しくお願い致します🙇 

新年初の投稿は、アトピー性皮膚炎についてです。
今後は
徐々に…ですが、HPでも皮膚科疾患・診療についても
簡単に発信していきたいと思っていますが、今回は
患者さんの視点から少し詳しく取り上げてみたいと思います。




<アトピー性皮膚炎とは>
全身に痒みのある湿疹ができ、良くなったり(寛解)
悪化したり(増悪)を繰り返す慢性の皮膚炎です。

アトピー素因(アレルギーを起こしやすい体質)や、
乾燥しやすい敏感肌(乾燥肌)をベースに、ダニやほこり、
ある種の食物によるアレルギーや、汗・乾燥、ストレスなどの
環境要因が重なって発症します。



 
アトピー性皮膚炎は、乳幼児期と20代前半をピークに見られますが
一方で46歳以上の患者さんも全体の1割弱を占めており、
幅広い年齢層の疾患と言えます。



<皮膚のバリア機能が重要>
健康な皮膚では、皮膚の表面の角質層が十分に潤うことで、
皮膚のバリア機能が保たれ、水分の蒸発を防ぎ、外からの
さまざまな物質が侵入するのを防いでいます。


皮膚の潤いとバリア機能を補う成分には、以下の3つがあります。
①天然保湿因子〜水分を補う〜
 角質細胞内に水分をたっぷり補給します。
②セラミド(角質細胞間脂質)〜水分を保つ〜
 水分保持作用が高く、角質細胞間を埋めて潤いを保ちます。
③皮脂〜水分を逃がさない〜
 皮脂膜を強化し、水分の蒸発を防ぎます。 

 

一方、アトピー性皮膚炎では上記成分が不十分であり、
肌は乾燥状態にあります。バリア機能が弱くなっているので、
アレルギーの原因となる異物(アレルゲン)や微生物が侵入しやすく
また汗などの刺激に弱くなります。
少しの刺激で痒みが出るので、そこを掻いてしまい、
掻くことで湿疹(=炎症)は悪化⇒
バリア機能がさらに破壊され、刺激物がますます侵入しやすくなる⇒
炎症はさらに拡がり痒みがひどくなる…
という悪循環に陥りやすいのです。

 

<アトピー性皮膚炎の治療>
* 湿疹など肌荒れ(=炎症)を起こしている部分には、
 ステロイド外用薬やタクロリムス軟膏を外用する。
   
*乾燥肌がもたらす皮膚バリア機能の破綻に対しては、
 保湿剤の
外用を中心としたスキンケアを行う
という2本立てとなります。
痒みに対しては、抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤の内服を補助療法として
併用します。

また、悪化因子(アレルゲンなど)の除去も可能な限り行います。
 
医師からの治療の他に
*こまめに室内や寝具を清潔にする。
*入浴時は、きめ細やかな泡で身体をなで洗いし、
 上がったらまだ
身体が温かいうちに保湿剤などを外用する
などの日々のスキンケアが大切です。



 

<アトピー性皮膚炎の治療目標>
症状を上手にコントロールし、日常生活に差し支えない状態を
維持することです。
病気そのものを治そう(根治)と焦り過ぎることは、かえって
ストレスとなります。

定期的な皮膚科専門医の診察をうけながら、上手に病気とつきあい
根気よく治療を続けていきましょう。

 
また特に成人では、ストレスも重要な悪化要因の一つとされています。
自分に合うリラックス方法をみつけ、上手に心身のバランスを
取っていきたいものです。

 
当クリニックでは、外用方法の実践の他、スキンケア指導を始め
ストレスの緩和、リラクゼーションに適したアロマセラピーやハーブティーなど、
楽しく簡単に取り入れられるセルフケアのアドバイスにも力を入れております。

 
まずはお気軽にご相談ください
病院
 

 
 
 
今が肝心‼ 紫外線対策
皆さん、こんにちは。 
 皮膚科医の加藤優子です。 

札幌こころの森クリニック皮膚科は、昨日5/28で丸1年を迎えることが出来ました☆ 
これもひとえに、通ってくださる患者さま、院長・スタッフの皆さんはじめ、沢山の応援してくれる方々のお陰です。 
 本当にありがとうございます♪ 
 2年目も張り切って参りたいと思いますニコッ 

さて、記念すべき皮膚科としての初投稿は、今が大切な紫外線対策についてです。 
まだそんなに陽射しは強くないから…という油断は禁物!! 
季節の変わり目の敏感なお肌に、直撃なのです。 

紫外線は、1年中降り注いでいますので、通年のケア必要ですが、特にこの5月から6月がピークとされています。 
曇りの日や雨の日でも少ないながら降り注いでいますし、直射日光だけでなく、地面や水面、冬場では雪による反射にも注意が必要です。


 ① 紫外線とは 紫外線(Ultra Violet ; UV)は、太陽光の中のひとつで、目には見えませんが約6%を占めています。 
更に波長の長さによって、A波(UV-A)、B波(UV-B)、C波(UV-C)に分けられますが、オゾン層を通過し地表に届くのは、UV-AとUV-Bの一部です。

                  

 
② 紫外線がお肌に及ぼすダメージとは
 ⑴ UV-A UV-Aは波長が長く、その半分近くは真皮層にまで届き、お肌を黒くさせる色素沈着(サンタン)を起こします。 また、長期的な影響としては、お肌の弾力に関わる弾性線維や、膠原線維にダメージを与え、シワやたるみなどの肌老化を引き起こします。
⑵ UV-B 波長が短いUV-Bは真皮までは到達せず、浴びた直後から表皮に作用して、お肌が赤くなる炎症(サンバーン)を起こし、しみ、ソバカス、またはお肌の乾燥の原因となります。
     
                     

③ 紫外線対策グッズ
 ⑴ 日焼け止め 
SPF(Sun Protection Factor)とは、 主にUV-Bを何倍防ぐことが出来るかを表します。 
何も塗らない時に20分で皮膚が赤くなり始める場合、SPF25の日焼け止めは20分×25=500分(約8時間)まで、皮膚が赤くなるのを防ぐことが出来ます。 

PA (Protection grade of UV-A)とは、UV-Aをどれくらい防止出来るかの指標です。 
PA+ 効果あり (UV-Aカット値; 2以上4未満) 
PA++ かなり効果あり (UV-Aカット値; 4以上8未満) 
PA+++ 非常に効果あり (UV-Aカット値; 8以上16未満)
今年になって基準が改正され 
PA++++ 非常に効果あり (UV-Aカット値; 16以上)というものも出てきました。 

日焼け止めは、ムラなく、そしてこまめに塗り直すことが大切です。 
顔の場合、パール大1個分を手に取り、数カ所 ( 額、両頬、鼻、顎など )に置き、指の腹を使って優しく伸ばします。 これをもう一度繰り返します。 
また、数値が大きければ安心というものではありません。お肌への負担もありますし、また塗りムラや擦れ、汗によって落ちてしまうことも。 過信し過ぎず、他のグッズによる対策併用しましょう。 
特に敏感肌の方は、皮膚科専門医に相談の上、選ぶことをお勧めします。 

⑵ 日傘、長袖、手袋 
なるべく黒っぽいものを選ぶと、更に紫外線を通しにくくなります。 

⑶ 帽子、サングラス 帽子で約20%、UVカット機能付きサングラスでは、約90%の紫外線を防ぎ、目を守ることが出来ると言われています。


   


 普段、十分な紫外線対策をしている方でも、初夏前のこの季節は特に、ついうっかり…ということがあります。 お困りのことがありましたら、皮膚科にご相談くださいね。 


 <参考文献> マルホ株式会社  紫外線対策ハンドブック メディカル レビュー社 皮膚科診療最前線シリーズ スキンケア最前線 宮地良樹 編集